お歳暮は喪中相手に贈って良い?のしや送り状などのマナーや注意点!

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年の瀬が近づいてくると、知人から喪中はがきが届くこともありますよね。そんな時、ふと気になるのが、「喪中相手にお歳暮って贈っても大丈夫なの?」「のしや送り状ってどうすれば良い?」ということだと思います。

そこで今回は、喪中相手にお歳暮を贈っても良いのか?のしや送り状のマナーや注意点についてもご紹介致します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.喪中相手にお歳暮を贈っても良い?

喪中相手に避けなければならないこととして、「お祝いごと」があります。よって、「あけましておめでとうございます」という意味の年賀状は、お祝いごとになるので喪中相手には出さないのがマナーです。

ですが、お歳暮はお祝いごととは異なり、「お世話になりました」という感謝の気持ちをあらわすものです。よって、喪中相手であってもお歳暮を贈るのはマナー違反ではありません。

1-1.必ず年内に届くようにする!

贈ること自体はマナー違反ではありませんが、年が明けてお正月中に届いてしまうと、「お年賀」としてお祝いごとの一環ととられてしまうことがあります。喪中にお年賀を贈ることは失礼にあたるので注意が必要です。

万が一、年内に間に合わないようであれば、「寒中お見舞い」として松の内が明けてから贈るようにしましょう。松の内とは、一般的には1月7日まで(関東は1月15日、地域によっても異なる)のことをいいます。

よって、年内にお歳暮を贈るチャンスを逃してしまった場合には、松の内があけてから立春まで(2月4日頃)の間に「寒中お見舞い」として贈るようにしてくださいね

1-2.四十九日が過ぎてから贈るようにする!

喪中相手にお歳暮を贈るのはマナー違反ではありませんが、注意しておきたいポイントがあります。それは、四十九日が明けるまでは贈らないということです。四十九日のうちは、故人が亡くなりまだすぐの時期であり、遺族も悲しみのうちにあります。

また、バタバタと忙しく落ち着かない時期でもあるため、この時期にお歳暮を贈るのは避けておくのがマナーです。お歳暮の期間中にまだ四十九日が明けていないという場合には、松の内が明けてから「寒中お見舞い」という形で贈るのが良いですよ。

1-3.宛名を故人から喪主に変える!

今までずっと故人宛てに贈ってきたという場合でも、その方が亡くなってしまった場合には、宛名は変更するようにしましょう。喪中はがきの差出人を確認し、喪主の方の名前で出すのがマナーです。

2.のしのマナーや注意点は?

喪中相手にお歳暮を贈る際ののしは、「無地の奉書紙」または「無地の短冊」を用いるようにしましょう。これらの無地ののしに「御歳暮」と書いて贈るのがマナーです。

年内に間に合わず、年明けに「寒中見舞い」として贈る時も、同様に「無地の奉書紙」や「無地の短冊」に「寒中御見舞」と書くようにすると良いですよ。

2-1.紅白の水引きはNG!

紅白の水引きがついたのしは「お祝いごと」に用いられるのしです。喪中相手に贈る際にはふさわしくないので十分に注意しましょう。

お歳暮をお店に頼む際には、何も言わないと紅白の水引きののしを使われてしまいます。必ず忘れずに贈る相手が喪中だということを伝えておくようにしましょうね。

3.送り状のマナーや注意点は?

お歳暮を郵送する場合にはマナーとして、品物だけが突然相手先に届かないよう、送り状を同封するか品物が届く前に送り状が着くようにする必要があります。

送り状には「時候の挨拶」「お世話になった感謝の気持ち」「相手を気遣う言葉」「贈った品物について」などを書いておくようにしましょう。これは喪中相手にも同様です。

ですが、一般的な送り状と違い、喪中相手への送り状はいくつか注意しておかなければいけないポイントがあります。

3-1.おめでたい言葉は避ける!

「良い新年を」や「幸多き」などおめでたいことを連想させる言葉は、喪中相手の送り状には書かないように気を付けましょう。喪中は「お祝いごと」に関わることは避けるのがマナーです。

3-2.お悔みの言葉は避ける!

「お悔み申し上げます」などの言葉もお歳暮の送り状には必要ありません。あくまでお歳暮は「感謝の気持ち」を伝えるものなので、ここでお悔みの言葉を書いておくのは避けておくようにしましょう。

故人が亡くなった悲しさを思い出させてしまうことにもなってしまいます。喪中相手に贈る送り状は、余計なことを書いてしまって相手の負担にならないよう、できるだけシンプルにすると良いと思います。

3-3.「皆さま」は避ける!

「ご家族の皆さま」など「皆」という言葉を使ってしまうと、家族が亡くなり欠けてしまったという悲しい気持ちを思い起こしてしまいます。遺族の気持ちを考え、故人を思い出させるような言葉は避けておくのがマナーです。

4.おわりに

いかがでしたか?喪中相手に贈る場合には、遺族の気持ちになり細やかな部分にまで気を配ることが大切です。家族を失った悲しさを思い出してしまわないよう、のしや送り状などにも配慮する気持ちを忘れないようにしてくださいね。