退職願と退職届の違いや書き方は?会社を辞める時の知識8つ!

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近々会社を辞めようと考えている人にとって、退職の際に出す書類については悩みが多いものです。

「退職願と退職届の違いは?どっちを出せば良いの?」「書き方が分からない!」「いつまでに出すべき?」など、疑問点もたくさんありますよね。

そこで今回は、退職願と退職届の違いや書き方など、会社を辞める時の知識についてご紹介致します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.「退職願」と「退職届」の違いについて

1-1.「退職願」とは?

退職願は、「退職させていただきたい」という意思を示し、会社側に退職を願い出る時の書類です。基本的に、書類を出したあとであっても、受理されるまでは退職を撤回することができます

そのため、「会社側に引き留められれば、残ってもよいかも・・・」など、退職の意思が今後変わりそうな場合には、この書類を出すようにしておきましょう。

1-2.「退職届」とは?

退職届は、「退職させていただきます」という強い意思を示し、会社側に退職を申し出る時の書類です。基本的に、書類を提出したら撤回できないことになっています

そのため、「もうこの気持ちは絶対に変わらない!」「何が何でも辞めたい!」など、退職の意思が固い場合には、この書類を出すようにしておきましょう。

2.文章の書き方は?

書類の文章の書き方は、基本的には退職願も退職届も形式はほとんど同じです。

2-1.一行目に「退職願」or「退職届」と書く!

便箋の一行目の中央に「退職願」か「退職届」と書きましょう。

2-2.二行目に「私事、」or「私儀、」と書く!

「私事、」と「私儀、」どちらでも構いません。二行目の一番下に書くようにしましょう。「、」を忘れないでくださいね。

2-3.本文を書き出す!

退職願の場合には、「このたび、一身上の都合により、来たる平成○年○月○日をもって、退職いたしたく、ここにお願い申し上げます。」という書き方をします。

一方、退職届の場合には、「このたび、一身上の都合により、来たる平成○年○月○日をもって、退職いたします。」という書き方をします。

文章はほぼ同じですが、語尾の部分の書き方が書類によって異なってくるため、注意してくださいね!

2-4.提出日・部署名・名前を書き、印鑑を押す!

本文を書き終わったら一行空け、「書類を提出する日」「所属している部署名」「あなたの名前」を書きましょう。名前の下には印鑑を押します。シャチハタはNGなので、注意してください。

2-5.宛名を書く!

提出先の宛名を最後に書きます。「会社名」「社長名」を書きましょう。その際、会社名は省略することなく、正式な社名を書くようにしてくださいね。

また、社長名の下には「様」をつけるのを忘れないようにしましょう。さらに、社長名を書く位置は、自分の名前よりも上の方にくるように、バランスに気を付けてください。

3.書類を書く時のポイントは?

3-1.用紙はシンプルな便箋を使用する!

会社側で指定がない場合には、無地や罫線入りのシンプルな便箋を使用して書くようにすると良いでしょう。サイズはA4B5がおすすめです。

3-2.基本的には縦書き・手書きで書くようにする!

こちらも会社側から指定がない限りは、便箋に縦書きで、手書きで書くようにしておきましょう。横書きよりも縦書きの方がきちんとした印象を与えることができますよ。

3-3.黒のボールペンや万年筆で書く!

筆記用具は、黒のボールペンや万年筆がおすすめです。ボールペンは、水性でも油性でもどちらでもかまいませんよ。

鉛筆やシャープペン、消えるボールペンなど簡単に消せてしまう筆記用具は、正式書類には向いていないため、避けておきましょうね。

3-4.便箋は三つ折りにして、白封筒に入れる!

便箋は三つ折りにして封筒に入れましょう。封筒のサイズは、便箋を三つ折りにした時のサイズに合わせて、ぴったりなものを選ぶようにしてください。

また、封筒にもさまざまな種類がありますが、退職の書類を出す時には、「白い二重封筒」を使うのが一般的です。茶封筒はふさわしくないため、避けておいてくださいね。

また、封筒には郵便番号の枠が書かれていないものを選ぶようにしましょう。

封筒の表書きは、「退職願」or「退職届」と書きます。また、裏側にはあなたの部署名と名前を書いておきましょう。

封筒の文字は、筆ペンなどで書くと目立ちすぎてしまうため、退職というネガティブなイメージを露骨にさせないためにも、ボールペンや万年筆など控えめな筆記用具で書くようにすると良いですよ。

3-5.のりづけは、してもしなくてもどちらでもOK!

封筒ののりづけは、してもしなくてもどちらでも大丈夫です。ですが、白封筒にもともと封をする用のシールが付いている場合には、きちんと封をしておいた方が良いでしょう。

封をした場合には、「〆」を上から書くようにしましょうね。また、のりづけをしない場合でも、封筒の上部分はきちんと折り曲げておくようにしましょう。

4.書類は必ず出さなくてはいけないの?

法律上では、書類を出さなくても口頭のみで交渉し、会社を辞めることができる決まりになっています。

ですが、「言った」「言わなかった」など、あとでトラブルの元になってしまう可能性もあるため、書類として残しておいた方が、あなたにとっても会社にとっても良いと思います。

書類を提出する際には、自分用にコピーを取っておくと安心ですね。また、ビジネスマナーとしても、退職の際には書類を出しておくというのが一般的になっていますよ。

5.いつまでに出せば良いの?

民法では、退職願も退職届も、14日前までに出すことが定められています。

ですが、会社によっては就業規則に「1ヶ月前までに」など決められていることもあるため、事前に確認しておくと良いですよ。

また、急に辞めると周りに迷惑をかけてしまうため、できれば1ヶ月以上前には辞める意思を伝えておき、引継ぎなどをしっかりと済ませておけると良いですね。

6.渡し方はどうする?

できれば、始業前や休憩時間など、仕事時間外に書類を提出するようにしましょう。仕事が立て込んでいるタイミングで渡してしまうと、相手の迷惑になってしまうかもしれませんよね。

また、提出する時には、直属の上司に必ず「手渡し」で渡すようにしましょう。大切な書類なので、上司が不在だからと、机の上にポンと置いておくようなことは絶対に避けておきましょうね!

7.「退職願」と「退職届」は両方出すべきなの?

どちらか一方を提出すればOKです!ほとんどの場合は、「退職願」を出しておけば大丈夫ですよ。

「退職届」を出す場合は、「辞めたくても会社側がなかなか辞めさせてくれない」など、スムーズに退職できそうにない時に提出することが多いです。

8.円満に辞めるためには?

退職の書類を出す前に、上司に退職について相談し、話し合いをしておきましょう。

会社に承認がとれ、退職までのスケジュールを決めたあとで、「退職願」を出すようにするのが円満に退職できるコツです。

「退職届」は、一方的な退職の意思を示す書類になっており、上司からよく思われないことも多いので、できれば「退職願」の方を使うと良いですよ。

おわりに

いかがでしたか?「退職願」と「退職届」の違いや書き方など、会社を辞める時の知識について分かったでしょうか?

会社をスムーズに辞めるためにも、書類の違いや書き方などをよく理解し、行動できるようになると良いですね。